2021.01.18 新着情報
1月5日発行の観光経済新聞にて弊社「旅館・ホテルシステム」を取り上げて頂きました。
2021年1月5日発行の週刊観光経済新聞にて、弊社旅館・ホテルシステム製品を取り上げて頂きました。また、1月15日には観光経済新聞社様のホームページにも取り上げて頂きました。
1月15日の特集記事はこちら
※特集記事抜粋
【企業特集】旅館・ホテル専門システムの新日本コンピュータサービス
ユーザーの声を聞き商品開発に生かす
新日本コンピュータサービスは旅館・ホテル専用のコンピューターシステム開発に携わり、40年以上のキャリアを誇る。製造、販売、アフターフォローの全てを一貫して行う製販一体の体制を構築。ユーザーから「顧客の声をよく取り入れた使いやすいシステム」と高い評価を受けている。同社の伊原成美社長に商品展開と今後の方針を聞いた。
――商品のラインアップ紹介を。
伊原 旅館・ホテル向けフロントシステム(PMS)「Future(フューチャー)V」をメインに、「フロントシステムスマート」「フロントシステムBIZ」の各システムをラインアップしている。
フューチャーVは大・中規模向けのPMSで、予約管理、フロント会計、顧客管理の基本パッケージほか、当社が扱う全てのオプションシステムの利用が可能だ。
豊富なオプションを使える拡張性の高さ、基本パッケージに含まれる帳票全てにカスタマイズ対応が可能なこと、ポイントカード連動プログラムなど施設オリジナルのプログラム作成が可能なことが特長となっている。
施設でシステムを保有するオンプレミス版と、保有せずにネットワーク経由でシステムを利用するクラウド版の両方があるが、今はクラウド版への要望が増えている。手軽に運用できる点や、導入に当たり行政から補助が多く出ていること、災害などリスクへの備えなどが要因として考えられる。さらに昨今増えているテレワークを行う場合もクラウド版ならば、通信回線がしっかりしていれば対応可能だ。
顧客管理の機能では、顧客データをもとにしたDM発行が可能だ。厳しい状況の中でも良い業績を上げている旅館・ホテルは、顧客の宿泊履歴を分析してリピーターの増加につなげている。うまい活用の仕方を、弊社のインストラクターがアドバイスするのでお気軽に相談いただきたい。
フロントシステムスマートは30室以下など小規模の旅館・ホテルに適している。予約管理では部屋割り表作成機能を持たず、予約登録の機能に特化するなど、フューチャーVに比べて機能を絞っているが、その分、安価になっている。扱いに慣れて、オプションも含めてさまざまな機能を使ってみたいというユーザーにはフューチャーVへの切り替えも提案している。
フロントシステムBIZは宿泊に特化した中・小規模のビジネスホテルや簡易宿所向けのシステムだ。こちらも手頃な価格を設定している。
――オプションシステムは。
伊原 顧客からの電話の着信とともに顧客の泊歴や予約情報をコンピューター画面に表示するCTIシステム、厨房に料理に関する各種情報を掲示する厨房インフォメーションシステムが特に好評だ。フロントの自動精算機との連動システムや、食事どころで料理や飲料の注文を端末に入力し、間違いのない精算を実現するタブレットエントリーシステムにも多くの引き合いがある。
各種サイトコントローラーとの連動システムは、もはや必需品といっていいほどになっている。
最近リリースしたのはスマホセルフオーダーシステムだ。先ほどのタブレットエントリーシステムはスタッフが宿の端末に利用客からの注文情報を入力するが、このシステムは利用客のスマートフォンを注文の端末代わりにするものだ。利用客に自身のスマートフォンで宿のQRコードを読み込んでもらうと、オーダー用の画面がそこにダウンロードされる。利用客は、その画面を通じて料理や飲料を自身で注文する。旅館・ホテル側から見れば、注文を取る係が不要になり、働き方改革やローコスト経営につながる。今の時代、人と人との接触を減らし、感染予防にもなる。一石二鳥にも三鳥にもなるシステム。ぜひ、検討をいただきたい。
――システム全体は「使いやすい」と定評があるが、秘訣は。
伊原 ユーザーの声を直接、システム開発に取り入れていることだ。開発と販売、アフターフォローを社内で一貫して行っているため実現できる。
創業して今年で44年。ユーザー旅館・ホテルは全国におよそ千軒ある。
ユーザーの意見はわれわれの宝だ。厳しい状況が続くが、これからも皆さまの声をよく聞き、商品開発に生かすとともに、ユーザーの旅館・ホテルの皆さまと共に成長していきたい。